投稿日:2016年12月12日|カテゴリ:院長ブログ

口臭について その10


口臭について

こんにちは。治田歯科医院の治田です。
今回も前回に引き続き皆さん気にしている方の多い、口臭について書きます。今回が口臭についての最終回です。

前回は、唾液が少ない場合と、口の中が不衛生な場合に起こる口臭以外の口臭の対策について書きました。今回もその続きです。

全身疾患が原因の口臭は、口臭の原因である全身疾患である糖尿病、尿毒症、肝硬変、肝癌、トリメチルアミン尿症肝性昏睡、肝硬変を治療して治すことが、当然口臭の解決になります。

最後に自臭症の人は、口臭のメカニズムを理解して、こういう場合には多少口臭が出るのは仕方の無いことだと、ある意味開き直ることが必要です。ただし、開き直りすぎて周りから「あの人、口が臭い!」となるのも困るので、正しい口臭対策の方法も合わせて理解するようにすることが大切です。

以上、口臭の原因と、それぞれの対策について書いてきましたが、①唾液が少ない、②口の中が不衛生、③虫歯や歯周病や不適合の歯科治療、の3つが原因で起こる口臭は是非解決するべきですが、全身疾患の治療のための薬が原因である口臭は、口臭よりも全身の健康を取り戻すことの方が大切で、たばこや食べ物による口臭は、たばこを止めたり、好きな食べ物を我慢することでストレスをためることが良いこととは思えません。私も餃子やアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノが大好きなので、その時は口臭のことは考えないようにしています。口臭も気にし過ぎるのは良くありませんよね。