口臭について その9
こんにちは。治田歯科医院の治田です。
今回も前回に引き続き皆さん気にしている方の多い、口臭について書きます。
前回と前々回で、唾液が少ない場合と、口の中が不衛生な場合に起こる口臭についての対策を書きました。
今回は、それ以外のことが原因で起こる口臭の対策について書きます。
虫歯があったり、歯周病になっていたり、合っていない被せ物や詰め物などがお口の中に入っている歯があることによって起こる口臭は、以前にも書きましたが、歯科医院に行って診査してもらい、虫歯や歯周病の治療をしたり、合っていない歯科治療の部分を、再治療しない限り口臭も改善しません。
たばこの吸い過ぎやある種の食品が原因で起こる口臭は、たばこをひかえるか、口臭の原因となる、にんにく、生の玉ねぎ、生ねぎ、アルコール、チーズなどの強い異臭を発生させる食品を食べないようにするしかありません。
またある種の科学療法や内服薬が口臭を起こす場合も、その治療や薬の服用を中止するかしなければなりません。
(その10に続く)