投稿日:2016年11月27日|カテゴリ:院長ブログ

口臭について その4


口臭について

こんにちは。治田歯科医院の治田です。
今回も前回に引き続き皆さん気にしている方の多い、口臭について書きます。

 口臭の原因の大部分は、お口の中の細菌が産生する「揮発性ガス」というものだということを前回に書き、お口の中を不衛生にしていると、その「揮発ガス」の原因になることを書きました。

 次に、お口の中の虫歯や歯周病などが口臭の原因となります。

 虫歯があったり、歯周病になっていたり、合っていないかぶせものや詰め物などがお口の中に入っている歯があると、歯垢の除去(プラークコントロール)がしっかりできなくなり、その結果、お口の中が不衛生になって口臭の原因になってしまうことがあります。

 このような場合には歯科医院に行って診査してもらい、虫歯や歯周病の治療をしたり、合っていない歯科治療の部分を、再治療しない限り口臭も改善しません。

 次に、たばこの吸い過ぎやある種の食品が口臭の原因となることもあります。ある種の食品とは、にんにく、生の玉ねぎ、生ねぎ、アルコール、チーズなどの強い異臭を発生させる食品のことです。またある種の科学療法や内服薬が口臭を起こす場合もあります。

(その5に続く)