投稿日:2016年10月4日|カテゴリ:院長ブログ

歯ぎしりの悪影響について その4


歯ぎしりの悪影響について

こんにちは。治田歯科医院の医院長の治田です。
今日も前回に引き続き、歯軋りが歯に与える悪影響について書こうと思います。

 前回書きましたように、歯軋りの原因は噛み合せの不均衡によるものと、ストレスによるもだと考えられております。そして歯軋りには噛み締め、食いしばりのクレンチングと、ガチガチと音を立てて噛むタッピングと、ギリギリと歯を磨り潰すような音がするグラインディングの3種類があるとも書きました。

 クレンチングは音が少なく周りも中々気付けないのが難点です。タッピングやグラインディングは音も大きく、 周りで寝ている人には非常に迷惑になってしまう事もあります。特にグラインディングは歯軋りの中でも代表的で大抵の人は歯軋りというとこれを思い浮かべるでしょう。

 これらの3種類の症状を、ブラキシズムなどと言います。歯軋りによる体への悪影響は以前にもふれましたが、長期にわたる歯軋りのもたらす悪影響はどれも同じように深刻です。歯が割れたり、磨り減るのは勿論のこと、そこから知覚過敏になったり、歯周病を悪化させる原因になります。

             
                 

(その5に続く)