投稿日:2016年9月13日|カテゴリ:院長ブログ

歯ぎしりの悪影響について その1


歯ぎしりの悪影響について

こんにちは。治田歯科医院の医院長の治田です。
今日は歯軋りが歯に与える悪影響について書こうと思います。

「あなた昨晩、歯軋りしていたよ」なんて言われたことはありませんか?歯軋りと言うとギリギリと不快な音たてるイメージですが、歯軋りは次の3つの種類に分かれているのです。 歯を噛みしめて食いしばる「クレンチング」、ガチガチと音をさせながら噛む「タッピング」、そしてギリギリと音を出し歯を磨り潰すようにする「グラインディング」の3つです。

この歯軋りが実は歯に大きな悪影響があるのです。それは、歯の磨耗、歯が折れる、歯が割れる、歯の根にひびが入る等の歯に直接的に与えるダメージ他に、歯がしみるになる知覚過敏を引き起こし、歯周病(歯肉炎、歯周炎)を進行させ、顎関節の痛み、顎関節からの異音、開口障害などを引き起こし、さらに頭痛、顔面痛、肩こり、腕のしびれ、腰痛などを引き起こす原因になることさえあるのです。

ではこれら歯軋りの症状を引き起こす原因は何なのでしょう。実は直接的な原因はまだまだ解っていないのが現状なのですが、現時点で歯ぎしりは、歯の噛み合せの悪さが引き起こす場合と、ストレスなどの精神的なものとが原因になる場合が考えられています。

               

(その2に続く)