投稿日:2016年9月6日|カテゴリ:院長ブログ

歯科の無痛治療について


治田歯科医院の歯科の無痛治療について

初めまして。
今日からブログを書くことになりました、歯科医師の治田匡彦(はるたまさひこ)と申します。

できるだけ歯科医師として皆さんのお役に立てる情報を、提供させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願い致します。

今回は皆さんが歯の治療で最も嫌だなと思う、「痛み」をなくして治療する無痛治療について書いてみます。

無痛治療には様々な方法や考え方がありますが、最も現実的で確実に無痛治療が行えるのは、しっかり麻酔をすることです。
しかしその麻酔が自体が痛いのでは本末転倒です。
そこで無痛でしっかり麻酔ができて、確実に無痛治療を行えるように、最近は数々の工夫がなされています。

まず麻酔の注射針は世界で最も細いクラスの針を使用します。
針は細ければ細いほど注射するときに痛くないのですが、圧力が必要となり、麻酔薬を入れにくくなりますので、電動注射器を使用します。
また電動注射器は非常にゆっくりな速度で麻酔液を注入できるので、痛みが出ません。
無痛治療で使用する針は、一般に 採血などで使用する針先の太さの3分の1です。面積ではたったの10分の1以下でこれ以上の細い針はありません。

また、局所麻酔を行う際の、針を刺すポイントの口腔粘膜にゼリー状の麻酔薬を塗布し、感覚を鈍化させる方法を併用して、さらに痛みのないように麻酔の注射をします。
その上に麻酔液を人間の体温と同じ温度に暖めておいて、麻酔液と体温の温度差による刺激をなくすことによっても無痛を心がけます。

もちろん私もこのようなことを全て実施して、患者さんに安心して無痛で治療を受けていただけるように心がけています。

>>治田歯科医院の「無痛治療について」