投稿日:2016年9月8日|カテゴリ:院長ブログ

糖尿病と歯周病の関係について その1


治田歯科医院の糖尿病と歯周病の関係について

こんにちは。治田歯科医院の医院長の治田です。今日は糖尿病と歯周病の関係について書いてみます。

糖尿病とは血液中の糖分をエネルギーに変えるインシュリンという物質の働きが低下し、血液中の糖分が増加してしまう病気です。

現在、日本での患者数は予備軍を含めると1600万人位いると言われている国民病の一つで、主に高カロリーの食事や運動不足による肥満などが原因として考えられています。

症状としては、のどが渇き、尿の量・回数が増え、足がつりやすくなり、全身がだるく疲れやすくなるのですが、痛みなどの強い自覚症状がないため、治療が必要といわれていても治療を受けない人が多いのも特徴の1つです。しかし、実は糖尿病の一番の問題は合併症で、合併症によって死に至ることさえあるのです。

歯周病は糖尿病を悪化させてしまうことが近年の研究で明らかになってきました。それだけではなく、糖尿病が悪化すると歯周病も悪化してしまうことが分かっています。 この二つの病気はお互いを悪化させていくという恐怖のスパイラルを作るのです。

 

(その2に続く)

(糖尿病と歯周病の関係について その2)>>>